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1月, 2019の投稿を表示しています

新しい年

2019年である。今年も年神さまをお迎えできた。毎年60年に1度の組み合わせの干支十干に目を通す。

今年の干支は「己亥(つちのと・い)」。「己」は真っ盛りを迎えた明るい中天の太陽、植物に例えると草木が成長を終えて姿が整った状態だそうである。「亥」は暗闇の新月を象徴、植物に例えれば葉っぱも花も散ってしまい、種に生命を引き継いだ状態とのこと。さて、そんな風に干支と十干が相反する今年、それではどうするべきかを考える。うーん、難しい。人口減少、価値観の多様化、そして働きかた改革。人材に関わる生業に求められることは、時代に合わせた個人と企業のニーズに応えることだろう。未熟を自覚して、がむしゃらに力をつける努力を惜しまないことは大前提である。そんなことを考えながら、気難しい表情のまま空を見上げる。風が強いせいか雲はなく、ソーダ色したきれいな空である。西南の遠くの空に富士山が見える。年を取ったせいか、富士山が見えるとありがたくて思わず拝んでしまう。北には冴え冴えした男体山。女峰山、白根山の白い山肌が連なる。いつも不思議に思う。高い山の頭上はいつも雲を浮かべている。「山々の深い悩み」と呟いてみる。

スピノザは言っている。受動的な思考での行動は良い結果は導かない。未来の行く末はわからない、自分たちで今の足元を精一杯生きるべきだ。今は亡い所長の椅子に「お疲れ様です」と挨拶をする。「私たち頑張ってますよ」と。所長はなにをしてもダメ出しをする厳しい人だった。けれども見守っていただいていると思うだけで、M体質の私たちはちょっと強くなれるのだ。私たちは一人じゃない。こんな未熟な私たちを頼ってくれる人たちもいる。今年も一年やれるだけの精一杯を考えて行動するのみだ。