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Irreplaceable to me

「自己肯定感」という言葉がある。自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する。「自己効力感」もある。物事に前向きに取り組み、困難にも耐えられる自分を信じ、自信につなげる感情である。 自己肯定感は“現在”を、自己効力感は“未来”に繋げる感情である。日々、毎日を過ごしていると、自分の感情に意識は向かない。なんとなく、「今日はぼんやりしているなあ」、とか「疲れてるのかな」という感じではないだろうか。「今日は行きたくないな」とか、「今日は、なんとなく人に会いたくないな」あれ?心からぽこぽこ浮かんでくる言葉は、みんなマイナス感情ばかりだ。 プラス感情になるものはどうだろう。先日、連れ合いと諍いをした。夜空を見上げたら、オリオン座の間にも、細かく煌めく星たちが見えた。綺麗だなあ、空気が澄んでいるんだなあと、自分の頭上を覆う星に、小さな感動をいただいた。諍いをしていても、そんなに参っていない自分に気がついた。 人間関係は苦手だ。ぐるりには、たくさんの感情が右往左往している。その感情をわかろうとすると戸惑ってしまう。疲れてしまうことも事実だ。誰かの心に過度に寄り添えば、誰かの心が離れていく。誰かではなく、自分の心まで見えなくなってしまう。しかし、どうだろう。大切なひとの感情は、こちらが寄り添わなくても、まるで自分がその人になってしまったかのようだ。心様が見えてくる。不思議だ。 心とは何だ?胸が痛くなる。胸が弾む。胸がきゅんとする。心が胸にあるのなら、心臓が意識を持っているということだろうか?心は脳みそだという人もいる。でも、脳はきゅんとしないぞ。でも、焦ったりすると、頭皮が縮むような感覚はある。…また、しょうもない脳内探索ゲームをしてしまった。そんなことは私が考えるべきことではない。優秀な科学者に任せておけば良いのだ。 大事な人がいる。大事な仲間たちがいる。うまくいかないことも多いけれど、いつでもみんなの味方でいたいなと思う。彼らの心が疲れているときは、笑顔になってほしいと願う。うまくいかなくて、自分を好きでいられない時は、代わりに私がたくさんその人を好きでいたいと思う。そんなことを口にしたら、相手は気味が悪くて逃げ出したい気持ちになるかもしれないから、黙っていよう。 久しぶりに新幹線に乗ったら、垣間見える海が光に反射して煌めいている。美しい景色は私